昨日は、令和5年度「取り残さない支援」を目指して人材の育成とネットワークづくり事業「災害支援リーダー」育成研修の第5回講座を開催しました。
今年度からスタートした研修事業は、『被災者を取り残さない支援をするために現場で動ける実践研修』という目的で開催しております。
12/3(日)第5回講座は『生活再建、復旧、復興に向けた取組みを考える』講師は、長野県社会福祉協議会・支援Pの山崎 博之さん、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)明城 徹也さんをお招きして、令和元年台風19号の長野県での被害状況と災害ボランティアセンターや復興の取り組みについてのお話と、またワークでは、災害時の避難所、在宅避難についてどんな支援が必要なのか、どんなリソースがあり、何ができるかを考える「ありたい支援」のグループワークを行ないました。
講義では、ボランティア活動を通じて、住民との対話を大切にし、常に寄り添いながら活動することで、信頼関係を築き、被災地域で困っている要援護者とつながることができる、災害ボランティアセンター地域サテライトでは、地域住民も一緒に運営に関わることで、被災者を取り残さない支援を地域一丸となって、取り組んでいるお話がとても印象的でした。
また、これまでの講座『災害支援の課題』『避難所運営』『被災者支援制度』『在宅避難者支援』『生活再建、復旧、復興に向けた取組み』で学んだことを基にワークでは、受講者それぞれの地域、活動、フィールドで、できることやリソースを考え、『ありたい支援』のアクションプランの宿題があり、発表は次回2月となっています。皆さんの発表が楽しみです。
講師の山﨑さん、明城さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
災害は、残念ですが、毎年起こっています。私たちは、みんなで連携・協働して乗り越えていかなくてはなりません。平時から知識を深め、連携・協働できるつながりを作っていきたいと思います。
長野復興ちゃんねるYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCgAP_az_5DzzO6ddqV0JfaA
台風19号災害による長野県での様々な取り組みや地域住民のお話が見られます。
防災福祉の動画教材となっていますので、ぜひ視聴してみてくださいね。