昨日は、第2回「災害支援リーダー」育成研修の『避難所運営のポイントを事例から学び、実践につなげる』を開催しました!
講師に、辛嶋友香里さん(一般社団法人ピースボート災害支援センター)をお迎えし、避難所の課題と基礎知識、避難所・避難生活のシミュレーション、グループワークでの解説をしていただきました。
グループワークでは、『避難所・避難生活シミュレーションゲーム』で参加者は避難所運営者として、避難所で想定される様々な課題について2択・プラスαのアイデアや工夫を話し合いました。
例えば、避難所での仮設トイレについて考える設問では、それぞれの視点、考えから、設置場所、男性用・女性用・多目的トイレの割合はどうしようか?配慮すべき点など、アイデアや工夫が出されました。正解はないし、グループメンバーのそれぞれの視点からのアイデアや工夫が、とても新鮮で、自分では気づかなかった点を知る機会になりました。
災害時には、もっと混乱の中、スピード感を持って対応していかないとならないのですが、
日ごろから、災害時どのようなことが想定されるのか、どんな課題やニーズがあり、行政・社協・民間支援セクター・地域住民は何ができて何ができないのか、その中でどのように連携と協働を中心に役割分担をしていくのかを準備していくことが大切だと思います。
参加者からは、『避難所運営み関して、これまでわかっていなかった様々な局面について考えることができた』『自分たちの地域にあわせて、柔軟に対応していきたい。避難場所は、自分たちのちいさな自治会である。快適な生活を心がけたい。』などの感想がありました。
講師の辛嶋友香里さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。